コンプレモン・テール / ラ・クロワ・モリソー 2021
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コンプレモン・テール
Complemen’terre
フランス ロワール
マニュエル・ランドロンは、ミュスカデの名手であり、ロワール自然派の先駆として信頼されるドメーヌ・ランドロンの当主・ジョゼフの子息。ドメーヌはマニュエルとマリオンのランドロン夫妻が2013年、ル・パレ村にスタートした。マニュエルはトゥーレーヌのドメーヌのほか、ニュージーランドのフェルトン・ロードや、チリのルイ・アントワーヌ=リュイットなどの自然派生産者の下でも経験を積んだ。約7.7haの自社畑は全てビオロジックで、粘土に変成岩と水晶が豊富。ミュスカデやガメイ以外に、樹齢50年を越える土着品種、フォル・ブランシュ100%のワインも生産する。ミュスカデも、1974年植樹の古木である。ワインは野生酵母のみで発酵させ、醸造中の亜硫酸は添加しない。ミュスカデは、深みあるミネラル感をワインに映すよう、可能な限り長く澱とコンタクトさせる。そのワイン造りは、総じて父のジョゼフよりさらに挑戦的だが、醸造の各段階で分析値を入念に確認しながら進め、安定感も併せ持っている。
ラ・クロワ・モリソー 2021
VdF - La Croix Moriceau 2021
品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ100%
白 ¥3080
キュヴェ名は、畑の離接する街の名前に由来。2haの広い畑からなる彼らのスタンダードキュヴェ。シュール・リー熟成ならではの厚みのあるうま味、特有のヨード香、伸びやかな酸と、ミュスカデの必要構成要素がすべてそろっている。南向きの畑だからか、同価格帯の、ケル・マよりも、重心が低く、果実味の豊かさがある。